ゼブラフィッシュTol2遺伝子導入サービスのご案内
Tol2トランスポゾンを用いたシステムを利用して、ゼブラフィッシュのゲノムにさまざまな種類・大きさのDNAを挿入します。
Tol2遺伝子導入を利用すると、以下のようなものを作製できます。
- Creリコンビナーゼ-ドライバーライン
- 転写レポーター
- 組織特異的な遺伝子発現を解析するためのモデル
- 遺伝子発現のタイミングを制御するモデル
- ヒト化ゼブラフィッシュ
Tol2とCRISPRの比較
導入の性質 | 挿入部位 | 生殖細胞系列の改変 | 生殖細胞系列への導入効率 | 一般的な用語 | F0(注入された胚)の表現型 | 最大インサートのサイズ | |
Tol2トランスポザーゼ | |||||||
CRISPR / Cas9 |
標準注入ミックス | 検証済み注入ミックス | 検証済み注入動物(F0注入胚) | フルビルド**(シーケンス検証済みヘテロ接合F1トランスジェニックフィッシュ) | |
Tol2プラスミドデザイン | ||||
インジェクションミックス(転移酵素mRNAを含む) | ||||
In vivo評価(F0における発現確認など)済みインジェクションミックス | ||||
巧妙に注入された胚 | ||||
生殖細胞系列の伝達 スクリーニングと系統樹立 |
||||
価格* | 300,000円 | 600,000円 | 800,000円 | 2,300,000円 |
タイムライン | 4〜6週間 | 4〜8週間 | 1〜2ヶ月 | 4〜6ヶ月 |
**フルビルドには、n = 100の成魚のスクリーニングが含まれます。標準的な飼育料金が適用されます。
すべてのサービスオプションでDNAのサイズが2kbを超える場合には追加料金が適用されます。
メリット
以下のようなメリットがあります。
- 飼育期間が省けます。
- 飼育期間の人件費が大幅に削減できます。